時志観音(慈雲山 影現寺)

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紹介文

時志観音(ときしかんのん)
安産の観音様

正式名称は「慈雲山 影現寺」といい、御本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)で、永正(1504)に開山した。
観音堂に祀られ「時志観音」の名前の元となった「十一面観音」は、天長4年(827)三河湾に浮かぶ佐久島の漁夫の網にかかり島内に安置されていたという。
疫病が蔓延する時に島守の夢枕に現れた観音様の「願わくば対岸の陸地に移せ」とのお告げと、観音様から発した光明が対岸の戸岸(時志)村にたなびいたことから、当所に草庵を建て遷座されたことに時志観音は由来する。
「安産の観音様」としての信仰の始まりは、尾張徳川家初代藩主の徳川義直公が、時志観音の由来に感銘し、修復資金を提供した堂宇の竣工に合わせ安産祈願の使者を立てたところ、無事男子の誕生をみるに至り、寺紋に三つ葉青いが許され代々尾張徳川家の庇護を受けたことによる。

基本情報

住所〒470-2402 愛知県知多郡美浜町大字時志字南平井86番地
TEL0569-82-0041(代)
創建不明
本尊釈迦牟尼仏
御朱印有り
アクセス名鉄河和口駅より南へ800m
知多半島道路「美浜IC」から車で約6分
駐車場有り

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